4:ヴェジタリアン カフェ・シャカハリ
ヴェジタリアン カフェ・シャカハリ(完全予約制)
ガネーシャスタジオで、提供される食事は、主に菜食主義のインド家庭料理です。それは、インド起源のヴェジタリアン『シャカハリ』です。『殺生戒を犯さずに食事をする』という考え方の実践です。インドでは、そうすることにより、ラジャス(激情)、タマス(暗愚)の性格をサットヴァ(純質)に変えていくことができ、精神が安定し瞑想修行が行いやすくなります。また、悪業や、星辰の悪影響を避ける開運方法にもなると考えられています。日本にも、古来より『人は食べたものになる』という考え方があります。つまり、『四つ足を食らうと四つ足になる』というわけです。
『シャカハリ』は、その名の通り、お釈迦さまと、ハリ神=ヴィシュヌ神です。インドでは、雌牛は特に神聖な動物であり、『雌牛は、その角でも蹄でも、人を害さず、その乳は、20人の子供を養う尊い動物である。』と原始仏経典で、言われております。お釈迦さまもスジャータの乳粥を食べてのち、菩提樹の下に座り、悟りを開かれました。ヴィシュヌ神の化身、クリシュナ神もバターが大好物ですね。インドでは、ミルクは、神の食事とされております。ビーガンは、日本古来からの精進料理に近いものでミルクもNGですが、ビーガンの起源は、クリスチャンです。しかし、植物の生命もできるだけ殺さないようにと考える、日本の精進では、五葷もNGとなりますので、ビーガンより、日本の精進料理の方がさらに厳しい考え方と言えるでしょう。
ガネーシャスタジオは、『緑の秘境・倉真の戸沢山』にあります。
付近にレストラン、コンビニはありません。
そのため、イベント時、ワークショップ時、コンサート時などに
食事を提供いたしております。
また、お食事のみご希望の方にも、お二人様より予約承ります。
一人2000円よりの完全予約制です。
ガネーシャスタジオ:070−2831−3378
インドの食前の祈り:『バガヴァッド ギーター』(4-24、15-14)
捧げることは神(ブラフマン)であり、捧げるものも神である。
神は聖なる炎であり、その炎に捧げるものも神である。
神とひとつになる者とは、
すべての行為が神とひとつとなっている者だけ。
わたし(クリシュナ)は火の神ヴァイシュヴァーナーロー
すべてに広がる宇宙の力、
いのちの身体(からだ)に宿る者。
吐いて(プラーナ)吸う(アパーナ)いのちの呼吸とひとつになって、
すべての(4種の)食事を消化する。
〔訳注……ここで主クリシュナは戦士アルジュナに、「わたし」はヴァイシュヴァーナーロー(火の神アグニ)となって、食べものを体内で燃やし、消化すると語る。4種の食べものとは、のみこむもの、かむもの、すするもの、なめるもの。〕
*下記は、このマントラの音源をDTMで製作し、初音ミクに歌わせています。
聞いてみてくださいね!
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